認知症かもしれない・・・・。

精神疾患かもしれない・・・・。

現在、担当のお客様のに今までは介護保険の申請もせず

おひとり暮らしされていたかたのお話です。

うっ血性心疾患にて、救急搬送されたT様急性期病棟にてそのまま

ご入院されました。

キーパーソンのお姉さまとMSWと話しあいを積み重ね

施設探しのお手伝いをしました。

車いすだったT様も日に日に元気を取り戻し、リハビリ強化のため

介護老人保健施設への申し込みをし、実態調査の日・・・。

「自宅に帰るんだ！！」といい、介護老人保健施設の方を帰らせてしまったと

今朝MSWより連絡がありました。歩行も回復されていたT様は１Fにある売店で買い食い

怒鳴ることがあり緊急退院。お姉さまと説得し、ショートステイ利用を提案するも

怒鳴りながら帰る！！の一点張り。

冷静さもなくなり、初めて会った日より認知症の症状かと思われる、

「妄想」「物取られ症状」がひどい状態。

T様は一時帰宅され、お姉さまとの話あいを行いました。

お姉さまからは、「頭がおかしい」「もう、金銭管理もできない状態なのに」

「周りがどれだけやっても感謝すらない」すべてがショックである・・・。と

涙ながらに話しておりました。

認知症の症状も出現している為、一度精神科へ受診提案をさせていただきました。

今回のケースのように、T様自身がまず受け入れない状況であることから

どのように介入するかを、相談員一同で一歩つづ解決していこうとなりました。

 

現在、認知症は下記の円グラフのように、全体の第１位はアルツハイマー型認知症と言われています。

そして第２位は脳血管性認知症となっております。

が・・・・

第３位のレビー小体型認知症ですが、

診断医が増えたことからここ数年で脳血管性認知症を超えるといわれています。

認知症かも？？っと思ったら専門医への受診が大事ですね。

中々、家族では難しい場合はライフリスタへの相談や地域の地域包括支援センターなどへ

ご相談ください。

決して１人で悩まず、家族同士で悩まず相談機関へ相談することが、

頑張りすぎない介護を目指しませんか？

👆は認知症の周辺症状と中核症状の参考図となります。