『ヒートショック』ってご存じですか?
冬のヒートショックを防ぐ対策!!
入浴は身体が温まって血行が良くなり、気分をリラックスされます。
湯船につかる習慣のある日本では、日々の疲れを癒してくれます。
しかし、家庭の浴室でヒートショックが関連した急死が多く発生しています。
ヒートショックが関連した入浴中の心肺停止者数は、気温が低くなる
10月ごろから増え1月ヶ最も多くなっています。
予防対策を知り、安全で快適な入浴をしていただければと思います。
65歳以上の高齢者が多い
ヒートショックは、暖かい室内から寒い廊下やトイレに移動したり、
寒い脱衣場で着替えた後、温かい湯船につかったりすることで、
急激な温度変化によって血圧が大きく変動することで起きる健康被害です。
統計によると、ヒートショックによる入浴関連死は、
65歳以上が80%以上を占めており、特に75歳以上の高齢者が多くなって
います。
生活習慣病の人も要注意!!
ヒートショックに関連する主な病気は、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血などが
知られています。また、入浴中はのぼせや失神、不整脈などをおこしやすく、
そのことが、急死の原因につながります。
しかし、高齢者に限らず生活習慣病の方も注意が必要と指摘があります。
例えば、糖尿病・高血圧・脂質異常症の方など、動脈硬化が進んでいたり、
自律神経の障害等で血圧の変動しやすいことから注意か必要です。
予防するための対策☆彡
①脱衣所や浴室は暖かく、湯温は41℃以下
②入浴時は、家族にひと声かけましょう!!
③飲酒後の入浴は控えましょう
④入浴前に血圧を測定
⑤若くても油断は禁物
入浴後の血圧変動にも注意
ヒートショックによる急死は、入浴中に多発していますが
入浴後も注意が必要です。
血圧の変動は入浴後、数時間は続くといわれておりますので
急激な気温変化に十分気を付けましょう!!