嚥下体操
最近食事中に「時々むせる、飲み込みにくい」等、気になる事はありませんか?
そんな悩みを持った方には是非
嚥下体操
を試してください。
誤嚥は食べ始めのひと口目に起こりやすいので、食べる前に準備運動を行うと効果があります。
顔や首の筋肉の緊張を解いたり、鍛えたりする事が目的です。
片麻痺の方も、動かすことのできる片側を行うだけでも効果はあります。
嚥下体操により、お口や頬などを動かすことで唾液がよく出るようになり、飲み込みやすく
食べやすくなりますので、誤嚥を防ぐことにつながります。
そもそも、嚥下(えんげ)とはなんなのか?
嚥下→飲み込みの事です。
嚥下は舌やお口の周り、首などの筋肉を使って食べ物や飲み物をのどの方へ送り込み、のどを通過した食べ物をさらに食道へ送り込む一連の動作を指します。
嚥下体操は、そのために必要な筋肉の体操です。
嚥下体操は、食べるための筋肉のトレーニングだけではなく、笑顔をつくることや、楽しくお話しをすることにもつながります。
これは使っている筋肉がほとんど同じだからです。
筋肉は動かせば動かすほどリハビリになります。
食事前や空いている時間に、皆さんで嚥下体操をしましょう。
大切なのは無理をせず、毎日継続していくことです。